解読1:心の問題の解決マニュアル
『ハートメイカー』の第一章は、【心の問題の解決マニュアル】である。
著者が体験した「心の病」を経て獲得した「心の仕組み」が述べられる。
⑴ 人間の心は、三重構造。
⑵ その三重構造とは、動物の心、自我、理性である。
⑶ 外界からの刺激は、まず脳で言語化されて、人工的なデータが心に届く。
⑷ 次に、そのデータを再び脳が言語化して、相手に言葉を発する。
⑸ 人間の心に届くために、言語化されたデータが正しいかどうかでなく、受容か否かが決める。
⑹ 格差、偏見を生み出し、受容、拒否を決めるのは、実力で無くて「ブランド力」である。
何故、第一章で「心の問題」を掲げて、「ブランド力」を挙げたのか。その理由は、著者がこの著作「ハートメイカー」が普及される条件を述べたかったからである。
即ち、いくら私たちがこの著作を解読し学んだとしても、この著作が「ブランド力」を獲得しなければ、一般人に受け入れられ、普及することは無いということである。
⑺ 最終的にどうしても言語化できない部分があるので、最後は信じるか受け入れるか決める。