解読2:身近な問題の解決マニュアル
第二章は「身近な問題の解決マニュアル」である。
最初に、著者の「身近な問題」ということで、親子、夫婦、家族、恋愛、性愛が語られる。
⑴ 人間は、本能が壊れた動物である。
※この説は、別の心理学者によっても述べられている。
⑵ 言葉を持ったことによって本能が壊れた。
※この説に対して、本能が壊れたことの代償として言葉を身に付けたという説もあります。
⑶ 動物という視点で見れば、「一夫一婦制」「夫婦」「家族」は不自然で、子どもは共同体で育てることが自然である。
⑷ 「心のネットワーク」が説かれる。
※本能が壊れた動物としての人間にとって必要という主張である。